2013.10.20(日)
カテゴリー:バス釣り

さらばチャンピオン。

昨日、遂に出撃することが出来ました。

 

まさかこの時はあんなことになるとは思いもしなかった。

 

飯田君が釣りました。

太いバスでした。

 

僕にも来ました。

小さいブリブリです。

 

ただ、釣りをしている最中、

5、6分おきにオートビルジが作動して

水が排出されるのが気になりました。

気持ちが悪いです。

落ち着いてプラが出来ないので

結構、荒れている中を早上がりしました。

 

マリーナに戻ってから

飯田君が助手席の足元がすぐにビショビショになることを

教えてくれました。

明らかに水がしみ出していました。

 

伊藤さんが船艇に潜り込み

船艇の一部が破損していることが発覚しました。

船大工さん?をすぐに呼んでもらい

再チェックするとやはり破損は間違いかったです。

ぶっちゃけで言うと

小さな穴が開いています。

船艇を叩くと出る音が叩く場所によって

明らかに変な音になっています。

それはやばい証拠らしいです。

 

ボートの老朽化による症状らしいです。

事実上、試合までには修理は不可能。

今の状態ですとまだ走ったり釣りをしたりすることは

出来ますが、抵抗がかかると一気に船艇が

まくれあがる危険と隣り合わせになってしまいます。

このまま、応急処置して試合に臨むのは

プレスアングラーの命を預かる立場として

危険が多すぎて、それは許されない行為です。

 

正直、かなりへこみました。

 

もし修理するとしても

2~3か月かかり

修理代ももう少しお金を足したら

バスボートが買えるくらいの額になります。

 

長年、乗ってきて愛着があるチャンピオンでした。

JBワールドチャンピオンを獲得した時も

このチャンピオンでした。

エンジンマウントが破損した時も

修理して補強を入れたり

エンジンが焼けた時も

載せ換えたりしてなんとか今までやって来ました。

 

でも、もう限界です。

今のところ修理する気はありません。

廃船にするということです。

 

さらば愛艇。さらばチャンピオンです。

 

今は何も考えられません。

 

オダジーやエビちゃんが

「俺の船を使って下さい。」とすぐに申し出てくれました。

熱い気持ちに涙が出そうになりました。

しかし、今さら人の船を借りて

ハイタイドで危険が多いレイクに出るのも

気が引けてしまいます。

また壊してしまったらシャレになりません。

正直、彼らの気持ちは本当に嬉しいですが

今は気持ちの整理がまだ出来ていません。

 

船が駄目になったのも全ては自分の責任です。

古すぎる船に長年、乗り過ぎました。

その結果、周りの応援してくれている

皆んなに迷惑をかけてしまいました。

 

先の台風による大増水、さらに試合直前に

来そうな大型台風によって中止もありうる

オールスターですが

今は切れそうになっている気持ちの糸を

必死で繋ぎ止めています。

「試合はある。」という前提で

今日、考えてどうするか判断します。

切り替えて行きたいです。