12インチボウワームウナギリグの秘密。
トップ50七色ダムでロクマル獲って優勝したコバのリグです。
超シークレットのはずなのに「公開してもええんかコバ!」。
凄い話です。
必見です。
12インチボウワーム高浮力モデルウナギリグ。
カラーはアカハラ。
シンカーのセッティングとフック位置に注目。
ツートンカラーのオレンジ(アカハラ)の部分が
必ず真下に来るようにリグすることにこだわった。
デカバスを獲るため、勝つための恐ろしいまでの工夫と執念に驚く。
現場ではすぐ作れないため
試合前夜に作って用意していたようです。
ワームの頭部は一度カットして
具を仕込んだらライターで炙って接着。
ちなみに高浮力ボウワームは素材の特性上、
炙るとくっつきやすいです。
フックは色々試した結果ストレートフックに。
がまかつのワームUSモデルの#5/0。
初めはオフセット使ってましたが、
ストレートフックに変えてからフッキング率100%になったらしいです。
シンカーは5g。
この位置が極めて重要。
ここにセットすることで真っ直ぐ頭から落ちず、
グネグネッとウナギのようにくねりながら落ちる
生き物感に溢れたアクションを出すことに成功。
ここが普通のヘビダンやテキサスとの最大の違い。
隠されたワームの中身のシステムは次回ロッド&リールで公開される模様。
口では説明出来ません。
物凄い工夫がなされていました。
超面倒くさいリグセッティングですが
その威力を自らの優勝で証明しました。
12インチ高浮力ボウウナギリグで獲ったロクマル。
以下は驚くべきエピソード。
このバスが喰って走ったところスタンプに
ラインを巻いて走ったのが分かったので
「合わせても巻かれる。」と判断。
いちかばちか、わざとワームを離させた。
瞬間的な判断。
ロクマルが喰っているのにわざと離させることが出来ますか?
「必ずまた喰う」という確信がないと絶対に出来ない判断でした。
コバは12インチボウのウナギリグの威力を信じ切っていました。
そして次のキャスト。
スイッチが入ったバスは、またしても12インチを吸い込んだ。
バイトしてからロッドを立てて
バスが走る方向を巻かれる障害物がない上方向へ誘導。
凄技です。
そしてフッキング。
強烈な引きに耐えて浮かせるヘラクレスLTS。
ランディング成功。
「よっしゃー!」の声が七色中に響き渡った。
まさに神技。
物凄い話です。
試合ではサイトだけでなく6~7mまでフォーリングして何本も獲った。
これはプラクティスからのパターン。
バイトがあるとクラッチを切る。
サミングしないとバックラッシュするほどの勢いで走る
凄まじいバイトが出る。
ロッドはヘラクレス69H LTS。
ラインはマジックハードR14ポンド。
翌日はさすがに16ポンドに巻き替えたようです。
僕なら20ポンド巻きますな。
ここからは余談です。
試合翌日、
福島健のルアーテストで七色に居残った
DAIMETALがコバに借りたこのリグを
桟橋から使わせてもらいました。
七色から帰って来たら超興奮していました。
「ウナギです。ウナギです!」と
その恐ろしいアクションにビビっていました。
桟橋からコバのセットしたタックルを借りて
試しに投げさせてもらったら
なんと一投目で
「ゴッ!」といきなりバイト!
「どうしたらいいですか?」と慌てるDAIMETAL。
横にいたコバがすかさず「クラッチ切って!」と叫ぶ。
凄い勢いでスプールからラインが走る走る。
「デカイぞ!」とコバ。
さらに慌てるDAIMETAL。
ドキドキです。
まだバスが走っているのに慌てて
思い切りフッキングするDAIMETAL。
「バチーン!」とラインブレイク。
合わせ切れ。
走るバスにカウンターでスラックが出た状態から
強烈な負荷を瞬間的にラインに掛けた合わせ。
最もブレイクしやすい合わせ方。アカーン!
「アーッ!」
ラインブレイク。
その場に崩れ落ちるDAIMETAL。
「絶対にデカかった。」と
今も繰り返すDAIMETALでした。
その後もDAIMETALには
恐ろしい勢いでラインが走るバイトが
何度も出ましたが全て早合わせすぎてミス。
明らかに慌て過ぎでしたな。
同行の開発スタッフCLUTCHMETALが
交代で投げたらすぐに45cmクラスを釣り、
ますます凹むDAIMETALでした。
夢に出ますな。
悪夢のロンドDEATH。
DAIMETALはコバの使ったリグを持ち帰っていたのに
そのことは僕には何も言いませんでした。
コバへの電話インタビューで発覚しました。
自分だけこっそりいい目をしようとしていたことは明白ですな。
12インチボウワームはフロリダ系がいるレイク、
あるいはフロリダがいなくても
クリアーウォーター系のリザーバーでは
スーーパービッグフィッシュに強烈に効くワームです。
言い換えると効く時は凄まじい威力を発揮するのが12インチボウ。
高浮力モデルと通常のソルトモデルには
明確な使い分けが存在しています。
今日から3連休。釣りに行く方は大いに楽しんで下さい。
ここからは琵琶湖激アツ情報。
琵琶湖に行く方はデッカーバグ(キッカーバグ5.5インチ)と
IRジグのデカバスパターンを是非試し下さい。
ロクマル連打。50後半が選んで釣れる物凄いニューパターン。
デカバスが躊躇なく喰うIRジグ&デッカーバグ。
石井館長に電話インタビューしたところ
「なるほど!」と膝を叩いて納得する新しいギルパターンです。
それまで35cmクラスしか釣れずに苦戦していた
他のボートの仲間にこのセッテイング教えたら
すぐにデカバス連打したようです。
それと大西健太情報では、
凪いだ朝はワンズバグ。
風が吹くとレンジを落として
ジャックハンマー&ツインテさん。
もしくは新発売なったヘッドシェイカー4インチの組み合わせ。
それとブリムスライドも大西健太が連日のようにデカバス出しています。
水面が波立っていても出ますが
バイトミスが多くなるので
凪いだタイミングが大チャンスです。
ロケ中にブリムで釣ったロクマル。
喰うのが丸見えの本気バイト。
僕とロケ中電話していて、
「今、いい感じになって来ました。」と
電話を切ったら、すぐに釣りました。
また、喜びの電話が掛かって来ました。
先日のルアーニュースDVD「EGコンプリートLIMITBREAKE」ロケです。
その後も大西にもゲストさんにもブリムフィッシュ釣れています。
ピンクブリムでブリブリゴンザレス。
ピンクブリムは視認性良く、喰うのが丸見えです。
おめでとうございます。
僕は連休明けにロケなので準備します。
外で作業は暑いなー。